ノラとおやすみの月
わくわくさせるよりも、ゆったり落ち着けるためにつくられたおやすみ前のアニメーション
ストーリー
お話は英語で語られます。各場面のあとに日本語訳があります。
The moon comes to say goodnight
In a soft little nursery, the moon comes every night to say goodnight. Its round face peeks through the wide window and lays a slow silver beam across the patchwork quilt. Nola, a small elephant calf, is already tucked in, eyes half closed, trunk curled on her pillow.
やわらかな小さな子ども部屋に、月は毎晩おやすみを言いにやってきます。まるい顔を大きな窓からのぞかせ、つぎはぎのキルトの上に、ゆっくり銀色の光をのばします。小さな子ゾウのノラは、もうベッドにもぐりこみ、目を半分閉じて、鼻を枕の上でくるんと丸めています。
A cloud hides the moon
A cloud drifts across the window and the beam vanishes. Nola sits up, ears flopping forward. “Oh! Where did the moon go? Did it forget me?” High on the shelf, Bramble the teddy bear blinks open his one good button eye. “The moon never forgets, Nola. It visits every toy first. The moonbeam always finds your pillow last — that is how you know it is truly time to sleep.”
雲が窓の前を流れ、光の筋が消えました。ノラは耳を前にぱたんと倒しながら、起き上がります。『あれ! 月はどこへ行ったの? わたしのことを忘れちゃったの?』高い棚の上で、テディベアのブランブルが、片方だけ元気なボタンの目をぱちりと開けました。『月は絶対に忘れないよ、ノラ。最初におもちゃたちのところを全部たずねるんだ。月の光はいつも最後にきみの枕を見つける――それが、本当に眠る時間だという合図なんだよ。』
Goodnight to everyone
The cloud slips away and the beam returns. Nola steps into her slippers and pads softly around the room, following the light wherever it goes. She tucks a rag doll under a tiny blanket, whispers goodnight to a wooden rabbit, and lays a spinning top gently on its side so it can rest too.
雲が流れ去り、光の筋が戻ってきました。ノラはスリッパをはき、光の行く先を追いながら、部屋の中をそっと歩きます。布人形に小さな毛布をかけ、木のウサギにおやすみをささやき、こまにも休めるよう、そっと横に寝かせてあげました。
The beam stops on the shelf
Sure she is finished, Nola turns back to her bed — but the moonbeam is not on her pillow yet. It has paused high on the shelf, resting on Bramble. He climbed down to help her and his red ribbon is snagged on the shelf edge. “Oh dear. I’m a little stuck.” “Bramble! I nearly left you behind!”
もう終わったと思ったノラは、ベッドへ戻ろうとします――でも、月の光はまだ枕の上にありません。棚の高いところで止まり、ブランブルを照らしていました。ノラを手伝おうと棚から下りてきたブランブルは、赤いリボンが棚の端に引っかかってしまったのです。『ああ、困った。少し動けないみたい。』『ブランブル! もう少しで置いていくところだった!』
Last of all, the moonbeam finds Nola
Nola reaches up with her trunk, carefully unhooks the ribbon, and gathers Bramble into a soft squeeze. The moment she settles him in the crook of her arm, the moonbeam slides forward — across the floor, up the bed, and falls warm and silver exactly on her pillow, just as Bramble promised. “Goodnight, moon.” The round face in the window seems to smile, and the whole nursery drifts into soft, still sleep.
ノラは鼻を伸ばし、慎重にリボンを外して、ブランブルをやさしくぎゅっと抱きしめました。ブランブルを腕のくぼみに落ち着かせたその瞬間、月の光がすべるように進みます――床を渡り、ベッドをのぼって、ブランブルの約束どおり、あたたかい銀色の光がぴったりノラの枕に落ちました。『おやすみ、月。』窓のまるい顔はほほえんだように見え、子ども部屋全体が、やわらかく静かな眠りへと漂っていきました。
保護者・先生の方へ
電気を消す前の最後の時間に再生してください。テンポは意図的にゆっくりで、驚かせるような場面はありません。毎晩少しだけ音量を下げながら、作品の中のおやすみの習慣をご家庭だけの習慣にしてみましょう。
一緒に話し合ってみよう
- ノラは部屋の中の何におやすみを言いますか?
- あなたは何におやすみを言いたいですか?
- カーテンが閉まると、部屋はどのように変わりますか?
よくあるご質問
『ノラとおやすみの月』はどのくらいの長さですか?
2分少しです。夜更かしの理由にならず、おやすみの習慣の最後にぴったりな短さです。
寝る前に見るのに十分落ち着いた作品ですか?
はい。わくわくさせるよりも落ち着けるようにつくられています。ゆっくりしたテンポ、やわらかな色合い、そして気になる続きを残さない静かな終わりが特徴です。
子どもの名前を入れたおやすみ前のアニメーションをつくれますか?
はい。ReadKidzなら、ひとことから短いアニメーション物語をつくれます。主人公の名前やアートスタイルも選べます。
ひと言のアイデアから、オリジナルアニメーションストーリーをつくろう。
アイデアを入力してスタイルを選ぶだけで、Readkidzが文章・イラスト・アニメーションをすべて作成します。キャラクターは最初のシーンから最後まで一貫して同じ姿で登場します。
