うさぎの寝かしつけ絵本 — 無料絵本のカバー
無料絵本 · 3-6歳向け · 読んで、自分だけの本を作ろう

うさぎの寝かしつけ絵本

「のんびりやさしく、ブランブルのうさぎ」— うさぎの寝かしつけ絵本

草原でいちばん足の速いうさぎのブランブルは、いつも大急ぎで走り回っていました。でもある日、まわりの小さな不思議をぜんぶ飛び越えていたことに気づきます。ゆっくり進んでみると、世界はちょうちょや朝露やクローバーでいっぱいでした。3〜6歳向け、「立ち止まって気づく」ことをやさしく伝える読み聞かせ絵本です。

Readkidz を無料で試す

1ブランブルは、バタカップ草原でいちばん足の速い小さなうさぎでした。あまりにも速く跳ぶので、耳がパタパタとはためき、ひげのそばを風がヒュッと吹き抜けました。「もっと速く、もっと速く!」が、ブランブルのお気に入りの言葉でした。

2ある朝、ブランブルは草原をビュンと駆け抜けて、大きなナラの木まで一目散に向かいました。もちろん、いちばんに着きました。でも友だちがやってきたとき、みんなはブランブルが気づかなかった何かについて、にこにこしながら話していました。

3「小川のそばでちょうちょを見た?」と一人の友だちが聞きました。「ううん」とブランブル。「跳び越えてきちゃった。」「スイカズラのにおい、かいだ?」と別の友だちが言いました。「ううん」とブランブル。「走るのが速すぎたから。」

4ブランブルは草の上にちょこんと座りました。ナラの木へのかけっこには勝ったけれど、途中のものをぜんぶ見逃してしまっていました。なんだか、勝ったような気がぜんぜんしませんでした。

5次の朝、ブランブルは足の速いうさぎには難しいことに挑戦しました。ゆっくり跳ぶことです。ひとつ跳んで、ちょっとおやすみ。またふわりと、やさしく跳ぶ。

6すると、なんと! 小さな点が七つあるてんとうむし。葉っぱの上でキラキラ光る朝露は、まるで小さな宝石みたい。ふわふわのクローバーは、緑の太陽みたいなにおいがしました。

7友だちが追いついて、びっくりしました。「ブランブル、今日はずいぶんゆっくりだね!」「うん」と、ブランブルは満面の笑みで言いました。「何も見逃したくなかったから。」

8その夜、ブランブルはあたたかい巣穴でまるくなりました。胸の中には、ちょうちょとスイカズラと七つ星のてんとうむしがいっぱい詰まっていました。速いのも楽しいけれど、とブランブルはうとうとしながら思いました。ゆっくりは、不思議でいっぱいだ。おやすみ、ブランブル。おやすみなさい。

保護者・先生の方へ

「のんびりやさしく、ブランブルのうさぎ」は、子どもたちをせかしがちな毎日へのやさしいアンサーです。「急ぎすぎると、小さくて大切なことを見逃してしまう」というメッセージは、就寝前の読み聞かせにぴったりです。眠りにつくということ自体が、ゆっくりすることだからです。5・6ページを読むときは、ご自身の声もぐっとゆっくりにしてみてください。そして、今日お子さんの身のまわりにあった小さな良いこと(てんとうむし、ぎゅっと抱っこ、好きなおやつなど)をいくつか一緒に思い出してみてもいいですね。物語の小さな山場と落ち着いたリズムが組み合わさって、読み聞かせそのものがゆっくりする時間になります。

一緒に話してみよう

よくある質問

このうさぎの寝かしつけ絵本は何歳向けですか?

3〜6歳を対象に書かれています。ページが短く、寝かしつけの読み聞かせにあわせた、おだやかにゆったりとしたリズムになっています。

この絵本はどんなことを伝えていますか?

急いでいると、まわりにある小さくて大切なことを見逃してしまうこと、そしてゆっくりすることでそれらに気づき、楽しめることをやさしく教えてくれます。夜眠りにつく前にぴったりの考え方です。

うさぎの寝かしつけ絵本を自分で作ることはできますか?

はい。Readkidz では、自分のうさぎとシーンを一文で説明するだけで、キャラクターが全ページ一貫した、完全な絵本を自動で書いてイラストも付けてくれます。

あなたの絵本を作り始めよう

自分だけの絵本を作ろう

アイデアやキャラクター、小さな瞬間から始めて、完成された一冊の絵本に仕上げましょう。

無料ではじめられる · クレジットカード不要